京都市立西京高等学校附属中学校では「総合的な学習の時間」のグループ学習の取り組みとして、「20年後の京都のあり方を提案し、京都に生きる自身の姿を創造する」という目標を設定しておられます。11月27日に生徒さん4名が当社に来訪され、研究テーマについてのプレゼンをお聞きしました。当社からは担当スタッフが、今後この研究をどのように進めていけばよいかといったアドバイスや、実際にアイデアを実現するための具体的な方法などについて、お話しさせていただきました。
今回来社されたグループが考えておられたアイデアは、AR (拡張現実)を利用してスタンプラリーを作り、観光地を回ってもらうことで京都の魅力をより感じてもらい、リピーターをさらに増やそうとするものでした。
具体的には、清水寺にARグラスの貸し出し場所を設置し、観光客に装着してもらい、キャラクターとコラボしたスタンプラリーを体験してもらう、という企画でした。さらに清水寺周辺の観光地のことも知ってもらえるようにクイズを作成し、現地のQRコードを読み取ってクイズに回答してもらうようにする、といったアイデアも持っておられました。
こうした生徒さんの企画説明を受けて、当社スタッフが現在のAR・VR(仮想現実)についての概要や現在の状況といった話題に加えて、実際にこのプロジェクトを進める際の技術的な制約や課題、さらにどういったコンテンツを中心に展開していけばいいか、などについてお話をさせていただきました。